内容確認日:2026-09-12
クルーズ代金には客室、一部の食事、移動、娯楽が含まれます。しかし、含まれる項目が多いだけで総額が安くなるとは限りません。船名、出発日、客室カテゴリー、人数、返金条件をそろえ、港までの交通費や乗船前後の宿泊費も加えて比較しましょう。内側客室の安い料金は、旅行全体の費用ではありません。
Royal Caribbean の料金案内には客室、対象レストランやビュッフェ、一部の基本的な飲み物、娯楽が含まれます。NCL の案内も、無料の食事と、有料レストラン、インターネット、寄港地観光、洗濯、医療を区別しています。どの店でも何でも無料になるわけではないため、選んだ航海の内訳を確認してください。
毎日のサービス料と、購入額に加算されるサービス料は別の費用です。今回確認したPrincessの料金は客室カテゴリー別に1人1日18/19/20米ドル。Holland Americaはスイート以外18米ドル、スイート20米ドルで、対象の飲み物や有料レストランには20%のサービス料が加わります。NCLは3歳以上を対象に、The Haven/Suites が25米ドル、Club Balcony 以下が20米ドルです。Princess も指定の有料サービスに20%を加算します。すでに含まれる費用を二重計上しないよう、クルーズの追加費用ガイドと照らし合わせてください。
7泊クルーズの仮定の予算
下表はすべて米ドルの仮定の数字で、現在のアラスカ航路の見積もりではありません。船外の支出条件をそろえ、2人で客室を使う場合と1人利用を比較します。1人利用の船代は2人利用時の1人分の2倍と仮定していますが、全社共通の割増率ではありません。実際の見積もりに税が含まれていれば、追加費用としてもう一度足さないでください。
| 費用項目 | 1名あたり(2名利用) | シングルユース | 補足 |
|---|---|---|---|
| 7泊の船代 | 900米ドル | USD 1,800 | 1人利用の船代は2人利用時の1人分の2倍と仮定。実際の割増率は異なります |
| 税金・港湾費 | USD 250 | USD 250 | 実際の見積もりに含まれる税を二重計上しない |
| 毎日のサービス料 | 140ドル | USD 140 | 20米ドル×7泊という仮定 |
| 飲み物・コーヒー | USD 120 | 米ドル120 | 有料の飲み物を買わなければ、この欄は減らせます |
| Wi-Fi | USD 140 | USD 140 | 20米ドル×7泊という仮定。実際のプラン料金とは異なります |
| 寄港地観光 | USD 350 | USD 350 | 2港での活動費として仮定した合計額 |
| 乗船前のホテル | USD 150 | USD 300 | 2人はホテル1室を折半。1人は全額を負担 |
| 港までの交通費 | USD 60 | 60米ドル | 空港、ホテル、港の移動費を仮定 |
| 合計 | 米ドル2,110 | 米ドル3,160 | 航空券、保険、買い物、両替費用は含まない |
| 船上1泊あたりに配分した旅行費 | USD 301 | 451米ドル | 船外のホテルも含む総額を船上7泊で割った数値 |
8項目の合計は、2人利用なら1人2,110米ドル、1人利用なら3,160米ドルです。7泊で割ると約301.43米ドルと451.43米ドルになり、表では整数に丸めています。これは乗船前のホテル1泊も含む予算を船上の7泊に配分した数値で、旅行日数全体の1日平均ではありません。陸路旅行と比べるときは、期間、前後の宿泊、交通も同じ範囲にそろえます。航空券、保険、買い物、両替費用はこの例に含まれていません。
陸路旅行と同じ条件で比べる
複数の港を巡り、含まれる食事を利用し、飲み物や通信プランの追加購入が少なければ、クルーズは各地の宿泊・移動費を抑えられる可能性があります。ただし、アラスカ、フィヨルド、島巡りだから必ず船が安いわけではありません。同じ日程・水準の陸路の見積もりと比べ、出港時刻が決まっていることや上陸時間の短さも考慮しましょう。
家族や三世代旅行では、毎日荷造りせずに済み、食事や活動の場所がまとまっている点が便利です。しかし、便利さは現金の割引とは異なります。バリアフリー設備、託児、医療上の配慮が必要なら、利用できるか、追加料金があるかを先に確認し、その便利さに差額を払う価値があるか判断してください。
一つの都市に長く滞在したい、自炊したい、仕事で長時間安定した通信が必要、毎港で高額な活動を予定している場合は、陸路旅行のほうが合うこともあります。安い内側客室でも毎日のサービス料、有料の飲み物、港への交通費は残ります。使う予定の追加サービスを先に書き出しましょう。
陸路旅行ではアパート型の宿泊施設を選び、自炊し、滞在期間を変えやすい一方、クルーズには決まった旅程の便利さがあります。総額だけでなく、返金不可の予約金、日程変更条件、客室位置、残金の支払期限も比較表に記録してください。条件が違えば、わずかな価格差でも同じ商品とはいえません。
CAD 表示は Canada at Par の特典を意味せず、米ドル払いより有利とも限りません。見積もりの元の通貨を残し、同じ日の参考為替レートと自分のカードの外貨取引手数料で比較します。実際の請求は販売者とカード発行会社の条件に従います。使わない船内クレジットや将来の買い物特典を、すでに節約した現金として差し引かないでください。
寄港地観光は必ずしも船会社から購入する必要はありませんが、個人手配なら交通、集合場所、取消条件、帰船までの余裕を確保します。カナダ政府のクルーズ旅行案内は、船内・陸上の活動、海外での入院、医療搬送を保険がカバーするか確認するよう勧めています。医務室があることと診療費が船代に含まれることは別です。飲み物代の節約では医療への備えを代用できません。
支払う前に、次の8項目を自分の見積もりで確認し、日付入りの内訳を保存してください。仮定の数字は実際の費用に置き換え、まだ決めていない追加サービスにも予算を取り、最初からゼロと扱わないことが大切です。
- 見積もりは船代だけか、税込み総額か。
- 毎日のサービス料は支払い済みか。未払いなら総額はいくらか。
- 飲み物や Wi-Fi の有料プランをどれだけ使う予定か。
- 各港の観光は船会社に頼む必要があるか。
- 乗船前日に港の都市で泊まる必要があるか。
- 空港・ホテル・港の交通、駐車場、荷物預かりの費用を含めたか。
- 1人用客室や1人利用向けの料金はあるか。割増率はいくらか。
- カナダドルのカードで払う場合、外貨取引手数料はいくらか。
画像:Let’s Canada 制作の予算計画用イメージ。特定の船、港、現在の販売条件を記録した写真ではありません。

