更新日:2026-06-19|リアルタイム情報は公式発表に準じます
トロント中心部で開かれていた無料の一般向けワールドカップ観戦イベントが、2026年6月16日(火)の夜に予定より早く中止となりました。会場はスタジアムではなく、市庁舎前のネイサン・フィリップス・スクエアで、その晩は数千人のファンがそこに集まり、大型スクリーンでアルゼンチン対アルジェリアのグループJの試合を観戦していました。
問題が起きたのは後半でした。カナダの複数のメディア(NanaimoNewsNOW、blogTO、Castanet など)は、メッシ(Lionel Messi)がこの試合3点目のゴールを決め、アルゼンチンが3–0とリードした直後に、観客の中の誰かが花火や発炎筒を空に向けて打ち上げ、爆竹まで鳴らされたと報じました。公共の安全上の懸念から、トロント市はその場で大型スクリーンを消し、観戦イベントを早めに終了させました。
トロント市は、イベントの中止は広場にいた現場スタッフが判断したものだと確認しました。ワールドカップ関連業務を担当する市のエグゼクティブディレクター、Sharon Bollenbach 氏は、早めに切り上げることは「ファンにとっては残念なこと」だとしつつも、市が主催するイベントでは市民・スタッフ・ボランティアの安全を最優先していると述べました。私自身の見方としては、こうした屋外の無料観戦エリアと公式スタジアムとの最大の違いは、Nathan Phillips Square には入場時のセキュリティチェックがないことです。つまり、花火や爆竹をこっそり持ち込むのを止める手立てがなく、それが今回事態が収拾できなくなった要因でした。付け加えておくと、発炎筒や花火は、トロントの FIFA Fan Festival でもスタジアムでも、すでに明確に持ち込み禁止品とされています。
トロントのワールドカップ関連イベントが中止に追い込まれたのは、これが初めてではありません。それ以前の6月11日(大会開幕日)にも、Fort York で開かれていた旗艦的な Fan Festival が、落雷の危険のために一時避難となる場面がありました。その出来事の翌日、トロント警察は、中心部での FIFA 関連の祝賀行事で花火を打ち上げることは禁止されていると改めて注意を呼びかける告知を出しました。
これまでのところ、公表されている報道でけが人には触れられていません。試合そのものはスタジアムで通常どおり行われました。今回の一件は観戦イベントの会場で起きたものであり、公式試合の結果には一切影響しません。日程やスコアはいずれも FIFA の公式チャンネルに準じます。カナダ各都市の公式観戦スポットで試合を観戦する予定がある方は、出かける前にその会場のセキュリティチェックや持ち込み禁止品のルールを確認することをおすすめします。また、当サイトのカナダ各都市の観戦スポット総まとめもあわせてご参照ください。追加の公式説明があった場合は、トロント市および地元当局の発表に準じてください。


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