2026年ワールドカップがグループステージを迎えたとき、スタンドで最も心温まる光景の主役は有名な選手ではなく、ユニフォームを持たない一人の少年でした。メキシコの初戦の日、Santiという名の小さなファンがメキシコシティのスタジアムの外に現れました。彼は正式なメキシコのユニフォームを持っていなかったので、サンタクロースがプリントされた緑色のセーターに、白いショートパンツと赤い靴を合わせただけでした。緑、白、赤——まさにメキシコ国旗の三色です。家族によると、彼がこの装いをしたのは「メキシコの色を表現したかった」からだといいます。

この映像はインターネット上で拡散し、Instagramの動画だけで2,400万回を超える再生数を記録しました。メキシコのスポーツチャンネルClaro Sportsは彼を探し出すためにオンラインで捜索を呼びかけ、Santiを無事に見つけると、そのクリスマスセーターを着てスタジオでインタビューを受けるよう招待までしました。

結末はさらに心温まるものでした。メキシコ代表チームは彼の名前がプリントされた特別なユニフォームを贈り、フォワードのSantiago Giménezは、この同じ名前を持つ小さなファンのために特別なメッセージを収録しました。「やあ、Santi!元気かい?僕はSantiago Giménez、僕たちは同じ名前だね。大きなハグを送りたいし、君の幸せを願っているよ。このプレゼントを気に入ってくれるとうれしいな」。即席のクリスマスセーターは、こうしてワールドカップで最も癒やされるおとぎ話へと変わりました。

遠くカナダにいるファンにとっても、この気持ちはまさに国境を越えるものです。この時期、トロントやバンクーバーも、間に合わせのマフラーや顔にペイントをしてそれぞれのチームを応援する子どもたちであふれています。チームを応援するのに高価なユニフォームは決して必要なく、必要なのはただ、そのチームに声援を送りたいという気持ちだけなのです。

出典:HOLA! USA、2026年6月17日付の記事(https://www.hola.com/us/entertainment/20260617907949/christmas-sweater-mexico-fan-world-cup/)。


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