更新日:2026-10-16。映画・テレビ産業の統計は、年、集計方法、制作規模によって変わります。州全体の数字をバンクーバー市の数字として扱うことはできません。
「ハリウッド・ノース」はよく知られた呼び名ですが、バンクーバーの映像産業は街中で見かける撮影だけではありません。Creative BCは、ブリティッシュコロンビア州の映像産業を、企画・開発、撮影準備、撮影、視覚効果、アニメーション、ポストプロダクションまでを含む制作の連鎖として説明しています。スタジオ、専門業者、創作・技術職の人々がその活動を支えます。バンクーバーは州全体のネットワークの一部であり、州の統計だけから市の順位や人員を示すことはできません。
数字を読むときは対象範囲も確認しましょう。Creative BCは、2024年のB.C.州内の映画・テレビ制作支出を、372作品で35億6,000万カナダドルと推計しました。この推計は州全体のもので、確定した税額控除対象の活動に加えて、申請意向が登録された作品も含みます。Creative BCによると、申請意向の一部はその後変わる可能性があり、総額は改定されることがあります。州の産業を理解する資料にはなりますが、バンクーバー市だけの経済規模や雇用を示すものではありません。制作支出、作品数、現場の仕事量が常に同じ動きをするわけでもありません。
産業と街のつながり
この分野は、制作チーム、ロケ地やスタジオ、機材・専門サービス、視覚効果、アニメーション、編集など、複数の仕事が連携して成り立っています。Creative BCはこれらを州の産業構造の一部として紹介しています。実際にどの場所や設備が使われるかは、各制作の内容と日程によって異なります。B.C.州の映画・テレビ税額控除にも複数の制度と適用条件があり、特定の控除率を、バンクーバーで撮影するすべての作品に当てはめることはできません。
住民や旅行者が気づきやすいのは、撮影に伴って道路や公共空間の利用が一時的に変わることです。バンクーバー市の公共空間での撮影手続きには許可と地域への通知が含まれ、基本の近隣通知には少なくとも丸二営業日の余裕を持たせると市は案内しています。道路、公園などは別々の機関が管理する場合があり、活動内容によって条件も異なります。現場の掲示やスタッフの指示があれば、案内された通路を使い、規制区域に入らず、交通や駐車の変更に備えて余裕を持ちましょう。撮影現場は仕事場であり、決まった時間に訪問できる観光施設ではありません。
市は具体的な撮影場所の情報を公開しないとも説明しています。人気の場所や配慮が必要な場所の制限は変わることがあるため、ファンが作った地図は現在の撮影情報や一般公開の根拠にはなりません。この記事では出演者や撮影隊を追うルートも紹介しません。映像文化に触れるなら、一般向け上映や主催者の告知を利用する方法があります。
2026年のバンクーバー国際映画祭(VIFF)は10月1日から11日まで開催され、公式ページではすでに終了した回として案内されています。次回以降の日程、作品、会場、チケットは、主催者の発表後に確認してください。映画祭の期間外にもVIFF Centreでは年間を通じて企画上映があります。滞在中に上映があれば、VIFFの年間プログラムと2026年映画祭の記録を確認し、上映時間、年齢制限、チケット条件は各イベントページで確かめましょう。
映像産業には作品制作だけでなく、それを支える技術・創作サービスも含まれます。統計を見る際は、Creative BCの産業概要と2024年のB.C.州統計を出発点にし、州全体と市の情報を区別してください。街歩きの計画には、当サイトのバンクーバー旅行ガイドも利用できます。撮影場所や日程は通常の観光情報ではないため、市や制作会社が公開する正式な案内を確認してください。
写真は2015年にバンクーバーの道路で行われたDeadpoolの撮影風景です。歴史的なイメージ写真であり、現在の撮影や場所を示すものではありません。撮影者:Roland Tanglao。Wikimedia Commonsの原典、CC0 1.0。

