内容更新・事実確認:2026年9月16日|2026年W杯の過去の記録
2026年ワールドカップは6月11日から7月19日まで、カナダ、メキシコ、アメリカで開催されました。男子大会初の48チーム制で、16の開催都市で104試合が行われ、カナダの開催都市はトロントとバンクーバーでした。本稿は終了した大会の仕組みと組分けを振り返るもので、速報、チケット案内、今後の勝ち上がり予想ではありません。FIFAの大会方式解説と最終日程・結果を確認できます。
グループ戦から32強へ進む仕組み
2022年の32チーム・8組から、2026年は48チーム・12組へ拡大し、各組は4チームとなりました。16強の前に32強によるラウンドが新設され、各チームは同組の3チームと1回ずつ対戦。勝利は勝ち点3、引き分けは1、敗戦は0でした。各組上位2チームの計24チームに、12組の3位のうち成績上位8チームが加わって32強を構成しました。3位なら必ず進めるわけではなく、以前検討された「3チームずつ16組」の方式でもありません。大会規則第11~13条に制度が定められています。
同じ組で勝ち点が並んだ場合、まず当該チーム間の対戦における勝ち点、得失点差、得点数を比較しました。なお並ぶチームがあれば、そのチーム間に同じ基準を再適用する手順があります。それでも決まらない場合は、グループ全試合の得失点差、得点数、チームの懲戒に関するスコア、最新のFIFA男子ランキングの順で比較し、必要なら過去のランキングへ順にさかのぼりました。懲戒スコアにはチーム役員も含まれ、選手のイエローカード枚数だけの比較ではありません。
異なる組の3位同士を比較する際は、グループ全試合の勝ち点、得失点差、得点数、懲戒スコア、FIFAランキングと必要に応じた過去のランキングの順でした。別の組のチーム同士には、比較する直接対決がありません。32強の組み合わせも新たな無作為抽選ではなく、所定の対戦表と3位通過チームの組み合わせに従いました。詳細は2026年5月版大会規則に基づきます。
抽選時の未確定枠から最終的な12組へ
最終抽選は2025年12月5日、ワシントンDCのケネディ・センターで行われました。その時点では42チームの名称とプレーオフ勝者の6枠が対象で、48チームすべてが確定していたわけではありません。開催3か国はポット1、その他の出場決定済み39チームは2025年11月19日のFIFAランキングに従って分けられました。欧州4枠と大陸間2枠のプレーオフ勝者枠はポット4です。下表はFIFA公表の抽選ポットで、「勝者枠」は抽選当時の未確定状態を示します。
| ポット | 2025年12月5日時点のチーム/枠 |
|---|---|
| 1 | カナダ、メキシコ、アメリカ、スペイン、アルゼンチン、フランス、イングランド、ブラジル、ポルトガル、オランダ、ベルギー、ドイツ |
| 2 | クロアチア、モロッコ、コロンビア、ウルグアイ、スイス、日本、セネガル、イラン、韓国、エクアドル、オーストリア、オーストラリア |
| 3 | ノルウェー、パナマ、エジプト、アルジェリア、スコットランド、パラグアイ、チュニジア、コートジボワール、ウズベキスタン、カタール、サウジアラビア、南アフリカ |
| 4 | ヨルダン、カーボベルデ、ガーナ、キュラソー、ハイチ、ニュージーランド; 欧州プレーオフA・B・C・Dの勝者枠、FIFAプレーオフ1・2の勝者枠 |
開催国の位置はメキシコA1、カナダB1、アメリカD1でした。原則として同じ大陸連盟のチームは各組1チームまでですが、UEFAは例外で各組に最低1、最大2チーム。スペインとアルゼンチン、フランスとイングランドは、それぞれ準決勝まで別の経路に配置されました。これは抽選の条件であり、各チームの組首位や勝ち上がりを保証するものではありません。その他の位置配分は抽選手順で確認できます。
2026年3月の欧州プレーオフでは、A・B・C・Dの各経路から、順にボスニア・ヘルツェゴビナ、スウェーデン、トルコ、チェコが出場を決めました。ボスニア・ヘルツェゴビナはウェールズとイタリアにPK戦で勝利し、カナダのいるB組に入ったのはイタリアではありません。UEFAの出場決定国一覧で確認できます。大陸間プレーオフを勝ち抜いたコンゴ民主共和国とイラクは、それぞれK組とI組に入りました。FIFAのプレーオフ総括がその結果を記録しています。
プレーオフ終了後の各組の出場チームは次のとおりです。表内の順番は最終順位を意味しません。順位・勝ち点はFIFAの各組の記録と順位決定基準で別途確認できます。
| 組 | プレーオフ後の出場チーム(最終順位順ではない) |
|---|---|
| A | メキシコ、南アフリカ、韓国、チェコ |
| B | カナダ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、カタール、スイス |
| C | ブラジル、モロッコ、ハイチ、スコットランド |
| D | アメリカ、パラグアイ、オーストラリア、トルコ |
| E | ドイツ、キュラソー、コートジボワール、エクアドル |
| F | オランダ、日本、スウェーデン、チュニジア |
| G | ベルギー、エジプト、イラン、ニュージーランド |
| H | スペイン、カーボベルデ、サウジアラビア、ウルグアイ |
| I | フランス、セネガル、イラク、ノルウェー |
| J | アルゼンチン、アルジェリア、オーストリア、ヨルダン |
| K | ポルトガル、コンゴ民主共和国、ウズベキスタン、コロンビア |
| L | イングランド、クロアチア、ガーナ、パナマ |
FIFAの最終日程では、グループ戦は6月11~27日、32強は6月28日~7月3日でした。開幕戦はMexico City Stadium、決勝はNew York New Jersey Stadiumで行われました。これらは2026年の過去の日付とFIFAの会場名称で、次回大会の日程ではありません。カナダのグループ戦3試合の会場は下表のとおりで、スコアはカナダを左側に記しています。
| 現地日付(2026年) | 対戦相手 | FIFAの会場名称 | カナダを左に記したスコア |
|---|---|---|---|
| 06-12 | ボスニア・ヘルツェゴビナ | Toronto Stadium | 1–1 |
| 06-18 | カタール | BC Place Vancouver | 6–0 |
| 06-24 | スイス | BC Place Vancouver | 1–2 |
カナダの初戦は6月12日、トロントでのボスニア・ヘルツェゴビナ戦であり、バンクーバーではありません。FIFAの試合報告書には前半0対1、終了時1対1、Jovo Lukicの21分とCyle Larinの78分の得点が記録されています。下の図はこの過去の1試合だけをまとめたものです。

古い組分け図を読むときは、抽選時の枠、出場決定済みのチーム、最終順位のどれを表しているのかを区別し、日付を確認してください。勝ち上がり予想やキャンセル可能な宿泊予約の助言は、当時の観戦旅行の計画段階に属します。終了後も今後の2026年W杯観戦案内として扱うことはできません。大会の全体像は当サイトの2026年W杯回顧へ。これからの旅行はカナダ旅行の行程設計ガイドを参考に、実際の旅行日に合わせて交通と宿泊を組み立ててください。
