2026年7月26日更新。 カナダ統計局は7月23日、5月の越境旅行に関する速報値を公表しました。期間や算出方法の異なる数字は、分けて読む必要があります。

前年より数字は改善しましたが、前年比の反発が以前の旅行パターンへの完全な回帰を意味するわけではありません。誰が、どの交通手段で動き、比較の基準年がどう影響したかが重要です。

カナダの航空・道路・越境旅行を表した編集用イラスト
Let’s Canada のオリジナル編集用イラストです。実際の路線図、国境施設、統計グラフではありません。

5月に米国から帰国したカナダ居住者は260万人で、2025年5月より9.9%増え、2か月連続の前年比増加となりました。米国居住者のカナダ旅行は220万人で13.0%増、4か月連続の増加です。ただし統計局は、カナダ側の反発には前年の低い比較水準が影響したと説明しています。短期的な転換の兆しではありますが、構造的な変化が終わった証拠とは言えません。

5月の旅行の流れ 人数と前年比 読み取り方
米国から帰国したカナダ居住者 260万人、9.9%増 2か月連続増だが、前年の低い基準も影響。
カナダを訪れた米国居住者 220万人、13.0%増 4か月連続増。道路利用が最大。
海外からの訪問者 66万5,300人、6.2%増 欧州と米国以外の米州は増加、アジアは4.5%減。

交通手段を見ると輪郭がはっきりします。カナダ居住者の自動車での帰国は17.7%増の180万人で、65.5%が日帰りでした。一方、航空での帰国は3.2%減の70万3,700人です。米国居住者の自動車入国は13.6%増の130万人、航空入国は6.0%増の51万人でした。今回の反発は、長距離休暇や航空需要全体よりも、陸路と短期移動の影響が大きいと読めます。

海外からの訪問者は66万5,300人で6.2%増。欧州は12.3%、米国を除く米州は12.1%増えましたが、アジアは4.5%減りました。英国、インド、フランスの3か国で海外到着者の30.2%を占めています。

季節調整済みの前月比もプラスで、カナダ居住者の海外旅行は1.0%、米国からの訪問は6.9%、海外からの訪問は4.3%増えました。ただし前月比は直近の方向、前年比は1年前との差を示すため、同じ問いへの答えではありません。

2025年全体では別の動きがありました。カナダ居住者の米国旅行は2024年より710万回減り、国内旅行の500万回増と、米国以外の海外旅行の130万回増でほぼ補われました。米国へのレジャー旅行は21.5%減、海外レジャー旅行は12.2%増で、米国での支出は33億カナダドル減の188億ドルでした。5月の反発は、行き先と支出の大きな再配分の中にあります。

旅行計画では、1か月の数字を結論ではなく参考信号として使いましょう。カナダ旅行マップで行き先を比べ、カナダ四季ガイドで時期を選び、越境旅行ならカナダ・米国の宿泊税ガイドも確認できます。旅程、費用、入国条件を優先してください。

統計局は、2025年にCBSAの新しい航空旅客データを統合したため、2025年以前との航空統計の比較には注意が必要だとしています。5月は速報値で、6月の詳細版は8月20日に公表予定です。

5月の公式発表が最新の人数と方法を示し、2025年の旅行パターン分析が長期的な移動を補い、Global Newsが現在の議論の背景を示します。カナダに関する主要事実は統計局で確認しました。アフィリエイトリンクはありません。


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