内容確認日:2026-09-13

肯定的なLMIAを得ても、それだけで労働者が仕事を始められるわけではありません。LMIAが必要なルートでは、雇用主がESDC/Service Canadaに申請し、その結果を根拠資料として労働者が別途IRCCに就労許可を申請します。雇用主指定の許可にもLMIA免除があり、外国人の採用すべてに評価が必要とは限りません。採用日程を決める前に、IRCCの就労許可選択ツールで該当するルートを確認してください。

LMIAが必要な場合の3段階:雇用主の申請、Service Canadaの評価、労働者による別途のIRCC就労許可申請。
Let’s Canada制作の説明図。LMIAが必要な一般的な手続きを示しており、評価結果は就労許可そのものではありません。

高賃金枠の料金規則では、申請する採用枠1人分につき1,000カナダドルを雇用主が払い、外国人労働者に請求したり回収したりすることはできません。例えば、免除のない同じ職名の採用枠が3人分なら3,000ドルです。同じ職名・勤務地だから1回分になるわけではありません。取下げ、取消し、否定的な結果では原則返金されませんが、誤徴収は返金対象です。特定の家庭内介護や、指定された農場での一次農業職には免除があり、すべての低賃金職や農業会社が対象という意味ではありません。

求人活動の条件も区分によって異なります。高賃金枠では通常、Job Bankと別の2つを合わせた3種類の活動が必要で、そのうち1つは全国から検索できる方法でなければなりません。Job Bankを別の方法に置き換える場合は書面で理由を説明します。広告は申請前3か月以内に最低4週間連続して掲載し、少なくとも1つの活動をLMIAの判断が出るまで続けます。これは高賃金枠の要件であり、全区分共通の4週間ルールではありません。

GTSはLMIAの専門的な区分です。Category Aは指定機関の紹介と、企業の成長に役立つ独自の専門人材を必要とします。Category Bは対象職業リストに基づき、紹介は不要です。会社がIT企業と名乗るだけでは足りません。GTSに求人活動の最低要件はありませんが、実施した活動を説明し、ESDCとLabour Market Benefits Planを作成します。Aではカナダ人・永住者の雇用創出、Bでは技能・研修への投資拡大が必須で、さらに最低2つの補完的な効果を約束します。

入社日を考える際は、処理済み案件の平均とサービス目標を区別してください。2026年9月10日更新のESDCの表では、8月の平均は高賃金枠90営業日、低賃金枠82営業日、GTS10営業日でした。必要な情報をすべて受け取ってから評価を決めるまでの平均で、月や案件数によって変わります。新規申請の期限を保証する数字ではなく、事前の求人広告や、その後の就労許可の審査は含みません。

LMIAの区分2026年8月の平均営業日数日数に含まれる範囲
高賃金枠90必要情報がそろってからService Canadaが判断するまで
低賃金枠82申請前の求人広告期間は含まない
Global Talent Stream10その後のIRCC就労許可手続きは含まない

GTSのLMIAサービス目標は、80%の案件を10営業日以内に処理することです。一方、IRCCのGlobal Skills Strategy(GSS)は、条件を満たす完全な就労許可申請を2週間で処理することを目標にしています。原則としてカナダ国外からオンライン申請し、必要な健康診断結果、翻訳、生体認証をそろえます。医師と特定の医療従事者には国内申請の別条件があります。肯定的なGTSのLMIAは資格ルートの1つであり、オープン就労許可とIECは通常のGSS2週間処理の対象外です。2つの目標を足して入社日を保証することはできません。

LMIA免除とオープン就労許可は別です。IECのWorking Holidayはオープン許可ですが、Young ProfessionalsとInternational Co-opでは内定に加え、雇用主がEmployer Portalで情報を提出し、230カナダドルの雇用主遵守手数料を払う必要があります。すべての協定国で3区分とも利用できるわけではありません。IECという名称だけで自由に転職できるとは判断できず、卒業生や配偶者などもそれぞれの許可条件を確認する必要があります。

国境をまたぐ名称にも注意が必要です。カナダに来る米国・メキシコ国民は、資格に応じてCUSMAなどの自由貿易協定ルートを確認できます。一方、米国のTN区分は、条件を満たすカナダ・メキシコ国民が特定の専門職として米国に入るためのものです。米国民が自国で働くための区分ではなく、台湾籍の人がエンジニアであれば対象になるわけでもありません。国籍、資格、職業、渡航先を分けて確認してください。

支払う前に、何の費用で誰が負担するものかを確認します。LMIAや雇用主の採用費用、その手続きに関する雇用主の代理人費用は、労働者に転嫁できません。ただし、正規の移民代理人への依頼自体が詐欺なのではなく、労働者自身の政府申請料や、別に依頼した専門サービスまで自動的に無料になるわけではありません。業務範囲と料金を記載した契約書、内訳、領収書を求め、IRCCが案内する監督機関でコンサルタント、弁護士、公証人、オンタリオ州パラリーガルの資格が有効か確認します。許可の保証、仕事を買うよう求める行為、実際の雇用主を隠す行為は、支払いを止めて調べるべき警告です。

LMIAは永住権の承認とも別の手続きです。IRCCの内定に関する説明現行のExpress Entry大臣指示には、2025年3月25日から従来の内定によるCRS加点50点・200点を廃止したことが示されています。従来の200点はNOC Major Group 00を指し、すべてのTEER 0職ではありません。内定が一部プログラムの申請資格に関わる点は残るため、情報を省いてよいわけではなく、内定で永住権が保証されるわけでもありません。他の居住ルートを比べる際はカナダ永住権の申請ルート一覧を参考にし、検討するプログラムの公式条件を確認してください。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です