更新:2026年7月30日午前8時20分(太平洋時間)。今後の傾向は Statistics Canada の次回調査で確認する必要があります。 生成AIはすでにカナダの職場に入っていますが、すべての仕事が突然変わったというほど単純ではありません。Statistics Canada が労働力調査の補足質問で初めて定期的に把握したところ、2026年3月時点で15~69歳の労働者の35.9%が、過去12か月に主な仕事や事業で生成AIを使っていました。
より重要なのは利用の深さです。利用者の63.5%は「一部だが大半ではない」業務で使用し、大半またはほぼ全ての業務で使う人は合計11.6%でした。生成AIは無視できないほど普及した一方、仕事全体の自動操縦ではなく、選んだ作業を助ける道具であることが多いのです。

認知と実用は別です。93.4%が生成AIを知っていましたが、自分の仕事への活用方法を理解している人は51.5%で、「非常によく知っている」は15.0%でした。37.4%はツールを知っていても自分の仕事には当てはまらないと考えています。チャットボットの名前を知っていることと、安全で役立つ使い方があることは同じではありません。
| 調査項目 | 割合 | 読み方 |
|---|---|---|
| 過去1年に仕事で生成AIを使用 | 35.9% | 一度でも使った人を含み、毎日使うことや仕事全体の自動化を意味しない |
| 一部の業務で使う利用者 | 63.5% | 文章、調査、分析、コードなど選んだ作業の補助が主流 |
| 大半またはほぼ全ての業務で使う利用者 | 11.6% | 深い利用はまだ少数 |
| 毎日使う利用者 | 31.4% | さらに38.3%が週に数回利用 |
職種による差は大きく、管理職は75.1%、自然・応用科学関連職は67.5%でした。技能職、運輸・機械操作職は14.7%、天然資源・農業関連職は17.0%です。産業別では専門・科学・技術サービスが65.6%、金融・保険・不動産・賃貸が59.2%、教育サービスが53.0%で、宿泊・飲食サービスは16.3%でした。これは文章、データ、デジタル化できる作業の多さを反映する面が大きく、労働者の優劣を示すものではありません。
Statistics Canada は、AIへの潜在的な曝露と人の仕事との補完性でも職業を分類しています。高曝露・高補完の職業では53.8%、高曝露・低補完では45.9%、低曝露では14.2%が生成AIを使用していました。この指標は業務が変化する可能性を示すもので、失業を予測するものではありません。医師、教師、技術者の一部業務は強化される可能性があり、小売、事務支援、ソフトウェア開発、会計の一部業務は代替されやすい可能性がありますが、実際の結果は制度や運用にも左右されます。
使わない理由も単なるスキル不足ではありません。主な仕事で使わなかった64.1%のうち、56.0%は仕事に当てはまらない、21.6%は関心がない、9.8%は安全、プライバシー、環境、倫理への懸念を挙げました。知識不足は5.8%、企業や組織の方針は5.0%でした。組織では、まず適した業務を見つけ、その後に安全なツール、明確な境界、研修を用意する順序が現実的です。
カナダで仕事を探す場合、履歴書に「ChatGPTが使える」とだけ書くより、下書き、コードテスト、情報比較など具体的な利用例と、人が行った検証、プライバシー上の境界、最終判断を説明する方が伝わります。カナダ生活ハブ、カナダ就職サイトガイド、AI透明性協議の解説も参照してください。本記事は職場データのニュースであり、本文にアフィリエイトリンクはありません。
中心となる数値は Statistics Canada の7月30日発表を基に、2026年3月の質問票、6月の職場AI利用の分析、連邦政府の日常業務での生成AIガイダンスと照合しました。これは標本調査であり国勢調査ではありません。保留地の居住者、正規軍の常勤隊員、施設居住者などは対象外で、割合を個人の仕事が代替される確率として読むこともできません。
